Music and Thought

Live記録がメインです。たまに長文になりそうな思考結果はこちらに。

KISS@東京ドーム

End of the Road World Tourでした。

KISSがライブから引退する。

こんな日が来るとは思っていなかったけど、実は最年長のGeneは今年70歳w。そりゃぁ、あんなに重たい衣装着て、重たい楽器持って、火を吹いたり、血糊吐いたりするの辛いよねw。というわけで、ちゃんと見納めするために行ってきました。

実はセットリスト的には古くからのファンとか向けの曲もそこそこあったように思う。1/3くらいは初めて聞く曲だった。私はベスト盤しか聞いてないからしょうがないよな、と思ってるけど。

しかし、それでも十分に楽しめた。私はGeneが(というか、Geneの舌が)すごく好きなので、ずーっとGeneが舌を出しているところを眺めていたw。Paulなんて正直どうでもいい。明らかにかっこいいのはPaulである。GeneはSex Videoとか出ちゃうようなおっちょこちょいでもあるが、それでもGeneの方がなんか可愛くて好きなのである。この人が75歳までさすがにライブは続けられない、と言ったのだからそれが最後になるということだったのだろう。普通の顔に戻ってロックを続けるというのもあったのかもしれないが、それはどうやら違うという判断をした彼らは正解だろうなと思う。やはりKISSはあのアクロバティックな色物のようなライブがトレードマークなのだ。私の友達でも音楽がそこまで好きではないけど、KISSのライブは楽しいから行く、って友達がいる(もちろん、今回もその友達と一緒だ)。そういうニーズも含めて、ロックの世界に巻き込んだ彼らのハードロック業界への功績は大変大きいと思う。

最後に、YOSHIKIがアンコールに出てきて一緒に演奏したのには少し涙が出た。YOSHIKIが一番好きなアーティストはKISSだからだ。私がDavid Bowieと共演するのと同じくらいの感動具合だと思うと、それはそれはすごいことだと思う。しかも、Bethのピアノ・オーラスのRock'n'Roll All Nightのドラム(!)なんてすごいとしか言いようがない。ラストの曲でドラム叩かせてもらえるなんて、感無量だろう。しかし、YOSHIKIのドラムは繊細なんだなって思った。実は少しドラムの圧力が弱いなと感じてしまったからだ。外国の方のドラムを叩く力ってやっぱりすげーんだなぁと感心した。

最後にGene、お疲れ様でした。そして、一度でいいからGeneの舌で体中舐めまくられたかったわーってずっとライブ後に言ってた私を許してくださいw。

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